5年と、とりあえず1年

5年前のこの日から俺は変わったんだと思う。大事にしてた何かがかなり削り取られたし、そこはもう死ぬまでそのままだろう。未だに消化してないんかいと言われるかもしれないがまあ、出来るわけねーだろと。離れて行った友人達もいるでしょう。自分から離れて行ったのかもしれないが。5年も経つので、あの土地と関係ない人はあの日の出来事が風化していってるだろうし、風化していかなければままならないだろうし、あの時のままでいいわけないし、それはもう自然の摂理と同じ程度の当然さだと思う。なので稀に誰かの言葉で勝手に傷付いてしまう事もあるが、それはこっちの勝手な想いなんで、自分でどうにかするしかない。同じ経験をすれば分かるよと言いたくなる時もあるが、本当に同じ経験してもらいたいかと言えば、それは絶対に嫌だ。あんなもん人がしてよい経験なんかではない。現地に居た人の感情はどれほどの物か。あの想いが風化なんてする訳がない。臓器なんかと同じで、無くてはならない物になっちまいやがってる。あって良い気分なんかに絶対にならないが、無くなったらまた何かが壊れるんだろう。厄介極まりない。

つー訳でね、twitterに買ったCD書くのやめるっつったのやめる。今日から1年やってみるかなと。この日を来年迎えて、1年続いたなーと思えたら少しは気もまぎれるってもんで。色んなもん削り取られたけど、音楽は残ってたし。音楽だって臓器レベルで無くてはならない物って思えそうだし。友人にあれよかったのにって言われて嬉しかったし。とりあえず1年。