ANNIE HASLAM

プログレッシブ・ロックのせせらぎ事アニー・ハズラムさんのソロアルバムでんがな。ルネッサンスのボーカルだった女性ボーカリスト。この時お付き合いかましてた変態ミュージシャンの先達ロイ・ウッドさんが曲作りや演奏なんかで全面的に参加。そんなんで曲の出来の良さは申し分無しにつぐ無し。つーかアニーのボーカル利用してやりたいことやってまんな。流石ロイさん。全編に渡り心ときめかしてくれんのはポップさ加減。最後のドヴォルザークさんの新世界より「家路」のボーカル付きカバーまでうねるポップネスを散りばめるアレンジになってやしていやはやなんとも。

とまあここまで書いといていきなりなんすがね、とある事情によりガラケースマホとやらになりまして練習がてら書いてんすが、自分のダイアリー見てビックリしたのは載せたアルバムのアフィリのクリック数やら購入数とか分かんのね。 ブライアン・ウィルソンガーシュインカバーアルバムとか10人以上の人が購入しててビックリです。

KORG & 3DS

久々にProffessorLonghairなんぞ聞いてる。たまらんなこの躍動感&脱力感。どうやったらこんな波を作れんだこら。

最近は主に何を聞いてたかと申しますと、いやはや自分で作ってた曲聞いてたよ。てか曲作ってたよ。Nintendo DS&3DSKORGソフト使って曲作ってた。DJの真似事っぽい事をさせてくれる(他DJは本格派)場があって、そこで自作曲掛けさせて貰ったりしてたんだが、中々に難しく色々と知識を得ていかないとあかんなと痛感しております。と言いつつ、更に新しい曲を作成してニヤニヤしてもおります。

いやしかしこのDS&3DSKORGソフトの使い勝手の良さたるや!説明書をほぼ読まないでもなんとか曲らしきものが出来上がっていきます。使えば使うほど使い勝手の良さは上がっていき、手持ちの3DSが楽器のように見えてくるからあら嬉し。
KORGソフトに作って貰ってる感も多々あったんだが、少しづつ自分の音作りを出来るようになってきたんで、更に3DSを弄り倒す日々になるようです、どうやら。

曲を作成するってのは自分にとってこげに素晴らしい行為だったのかと。まるで脳と直接話をしてるかのような錯覚を稀に起こしてくれる。人の曲を聞いている時もその錯覚は起きてたんだが、それは身振り手振りでやり取りしてるような錯覚、曲を作成してる場合は日本語で会話できてるような。身振り手振りでのやり取りで得た物を、会話で形にしていく、そんなルーティン。最高。どちらの錯覚も俺にはかけがえのない感覚。最高。

と近況がてら書いてみました。何かしら自作曲を聞ける状態にしたらまたここに書きまする。もし読んでる方がいらしたらよろしゅうお願いいたします。

ANIMALS AS LEADERS

そいや1月の初めは寒かった。決着をつけなければならない事案があった為にそこら辺の休みの日に出掛けたんすよ。確固たる決意を胸に部屋を飛び出した訳だよ。THIN LIZZYのスタジオアルバムで唯一持っていない「FIGHTING」を手に入れる為に。いやAmazoーnで買えばいいんだけども、実店舗で買いたい訳よ出来ればっつうおっさんの拘りだ。つうこって新宿へ向かった。新宿でFIGHTINGだこの野郎。新宿にゃディスク・ユニオンもタワレコもブッコフもある。全店回っちゃるけんねとの意気込みで到着。先ずは去年末にチェックして「FIGHTING」が無かったディスク・ユニオンHR/HM専門店へ。とりあえず無いのを確認してここからFIGHTING開始といこうじゃないかとTHIN LIZZYのタグが着いた所を目指す。去年末に来たばっかなんで大体の場所は分かる。つかつかと近寄ってタグを確認、並んでるCDに目を通す、「FIGHTING」があるのを確認。いや、あんじゃん!それも2枚も!俺のFIGHTING終ー了ー。意気込み返せこの野郎!嬉しかったけどな!

でだ、それを購入してタワレコでも寄んべやとそのまま向かう。到着して9Fへ行くとすんごい数の試聴機。ウヤッホウイ!と色々聞き倒す。あ、PHISHの新作出てたんだと試聴しながらCDを見てみると、プロデューサーのとこにBOB EZRINの名が。KISSやALICE COOPERのプロデュースでお馴染みの人だ。どうしたPHISH、メイクでもし始めたんかと思ったが、PHISHがメイクして喜ぶ人もまあ少ないだろう、きっと。気になったし試聴した感じかなり良さそうだったんで購入。そんでもう一枚購入したんがANIMALS AS LEADERSとかいうアーテストの去年出た新作。

THE MADNESS OF MANY

THE MADNESS OF MANY

djent系とかいうらしい。いやdjentは置いといてこのアルバム、音色はメタリックながら骨格はフュージョンになってやしてかなりの素晴らしさ。いやはやここまで来ちまいましたか、メタルのサブ方面。無感情に機械的にリズムを刻みながら曲が進んでいく。その上にANIMALS AS LEADERSの首謀者トシン・アマシのギターが独特のフレーズを鳴らしてなんだか音楽の辺境で気持ち良くなってしまう。あ、ギターが2人とドラムが1人のかなり変わった編成でこのアルバム作られてるみたいっす。打ち込みも少々。ラウド・ジャズとか呼びたくなるような瑞々しくもヘヴィな音。他のdjent系の音も掘りましょう。どんなんが出るか楽しみです。

で、今日全揃えかましTHIN LIZZYを一気聞きしてる最中に、少しは外に出んといかんなと近所のブッコフ行ったらdjent系らしいPERIPHERY見つけたんで購入したところ、ディスク自体に思いっきしBON JOVIってプリントされてました。恐るべしdjent系。店員が入れ間違えたみたいですぐに取り替えに行ったらPERIPHERYが見つからずおあずけ状態。手に入れたらきっと何かしら書こう。手に入らなかったらBON JOVIの新作聞こう。いや、それはとりあえずやめとこう。

UFFIE

明けましたからおめでとうと言います。謹賀新年!風邪で寝てまんねん!て事でね寝てたら年が明けてました。はっはっはっ!とりあえず誰にも明けましておめでとうも言っても言われてもない状態でして、アケオメメールも出してもなければ来てもいない状態。2017年に対してなんかまだ真っ白な状態。これも悪くはなし。いや駄目だな。自らアケオメメールを出すくらいの気概でいかないとな。よしやる!やってやる!来年から本気出す!
て訳で、来年の正月の目標が決まったところで、今年一発目に聞いたアルバムは例によって買ってまだ聞いてないアルバムにしまして、その感想をば。

Sex Dreams & Denim Jeans

Sex Dreams & Denim Jeans

フランスの女性MC。Mr.OIZOさんが1/3くらいプロデュースしてたんで買ってきました。OIZOさん関わった曲は勿論かっちょ良いんですが、他も中々の良さです。UFFIEさんのラップや歌も可愛く響いて、聞き心地はかなり良かったす。生意気なフレンチ・ガールな雰囲気出まくりで後2、3回聞いたらまた印象変わりそうな気もしますが、新年一発目に調度良いアルバムでした。こんな生意気な感じで2017は突っ走りたいと思います。

つーこって今年もよろしくお願いいたします。

DREAM THEATER + α 9

後2日で年が終わり、すぐさま年が始まるらしい。噂では。そんな中、風邪をひいて寝込んでいる訳なんだが、後厄の野郎の悪あがきだなこりゃ。最後の最後まで厄をキメて来やがりやがったな。抜かりねえなこん畜生。そっちがそう来るならこっちも最後の厄除けだこら。どんな下らない事でもやり通すと厄除けになる。噂では。てこってDREAM THEATERとクラシックのアレだ。これで最後だ。除けやがれ厄。

ジ・アストニッシング

ジ・アストニッシング

つーかこれ聞いて3rd以降聞いてなかったDREAM THEATERのアルバム全部聞かなきゃなと思ったんよ。最初にも書いたがこのアルバムあんまし評判良くない。噂では。確かに起伏が少ない。1曲の中で、そしてアルバムの中で起伏を求めるのは、DREAM THEATERの活動をずっと追っかけて来た人達からすると当然の欲求だと思う。それでも、そんな人達ももっとこのアルバムに馴染めるような工夫を凝らす事は出来たと。1枚目が80分、2枚目が50分強の130分越えの2枚組のロック・オペラ・アルバム。バンドのカラーとしてもオペラ・アルバムのカラーとしても、聞く側にそれなり以上の集中力を求めるのだから、3枚組にして各45分くらいにしても良かったんじゃなかろか。各CDの始まりと終わりにSEを入れて各50分でも、80分と50分のバランスよりは馴染み易かったんでは。3枚組ってのは大冒険なんだろうが。集中力を要する聞き方をするのにリラックス出来る場所で聞く人も多かったと思うんで、オペラの舞台なんかでも中休みがあるんだから2回くらい一息つける箇所があっても良かったのではと。それ以外はかなり気に入ったアルバムなんすがね、自分は。穏やかな曲も多いが、ロック・オペラとしてラブリエのボーカルも聞かせ処多彩だし、楽器隊も激しさや派手さはあまり無いが、アルバムを成立させる為に過不足無しの中々のバランスを保った演奏をしてる。そんで最高にゾクッと来たのは最後の曲の淡白さ。最後の曲として物語を総括するような大曲でもなければ、静かに幕を引かせる小曲でもなく途中に出てくるような普通の穏やかめの曲なんすよ。「え、終わり?」って思う次の瞬間、ゾクゾクっとこの終わり方でしかあり得ない魅力が突き抜けてくるんす。この終わり方、そんなに評価されてないみたいだけど凄いと思うぞ。オーケストラの演奏を取り入れてDREAM THEATERのクラシック・ミュージック部分を色濃くした作品で、これはこれで素晴らしいです。で、先に書いたアルバムの魅力をゾワゾワと感じさせる終わり方。これはとあるクラシックの曲から感じた物と自分の中では同質でして、そのクラシックを聞いてなかったらこのDREAM THEATERのアルバムの魅力にこうまで惹かれなかったんではと。つうか、こんな書くの大変、読む人居ない、そんな事やろうなんて思わなかったでしょう。絶対。

チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

はい、そんなこんなで上に書いたクラシックの曲つのはチャイコフスキーさんの交響曲6番です。DREAM THEATERの13thと共に聞いてもらいたい理由は正に殆んど上に書いた通りなんでそんな感じです。この曲の終わり方はというと、体のどっかでリモコンの停止ボタン押しちゃったかなとか思ったくらい唐突だった。この曲聞いた事ある人はきっと、「言い過ぎ」「盛ってる」「真面目に生きろ」「少しは貯金しろ」などと思うだろう。だが最初は本当そう思ったんだから仕方なし。その後何度も聞き返してそんな唐突に終わってる訳ではないと分かったが、最初に感じた例をみない終わり方の魅力はいまだ色褪せずに残ってる。チェリビダッケ指揮のこのチャイコフスキー交響曲6番はとりあえず聞いた事ある物の中で1番好きなのでここに載せたが、とりあえずどの指揮でもよいのでDREAM THEATERの13thと共に聞いて欲しい。異質な終わり方の魅力に反応してもらえたら嬉しいです。

つーこって終わり!異質な終わり方に感じたアルバムと交響曲紹介して終わり!なんて素敵な終わり方!

で最後にDREAM THEATERのスタジオアルバム全部堪能してのTOP5!

5位 THE ASTONISHING(13th)

4位 BLACK CLOUDS & SILVER LININGS(10th)

3位 SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE(6th)

2位 DREAM THEATER(12th)

1位 IMAGES AND WORDS(2nd)

DREAM THEATERとクラシック・ミュージックのアレなアレ終了!頑張った俺!お疲れ!

DREAM THEATER + α 8

昨日の異常気象感は凄かった。春が来たような湿気と温風。桜咲いちまう、花びら地舞うんじゃねえかと心配しちまう湿気と温風。
さてさてクリスマスイブからの流れで新年へ向かい出す、人々が輝きを放つ時季ですがそちらは楽しく過ごしてますでしょうか。こちらは大晦日と正月はお仕事でクリスマスイブとクリスマスはお休みっていう、是非に是非に逆にして欲しい流れです。なんでエルガー聞いてます。エルガー別に関係ないけどな。ちなみにチェロ協奏曲な!皆は良い年末をお過ごしやがれ。
つこって、DREAM THEATERとクラシック・ミュージックのアレな。アレなアレな。

Dream Theater

Dream Theater

よっ!この野郎!なんにも思い付かない!12枚目!
前作からの新布陣で早くも集大成的なアルバム出してきやがった。昨今のメタル・トレンドも採り入れつつなんとも滑らかな聴き心地の楽曲。ペトルーシの思う音世界を素ん晴らしい演奏で鳴らしてます。さらにはペトルーシ自信が押し引きを心得た演奏で音を彩る彩る。こんな切なさ含んだペトルーシのギター聞いたことない。これまたどのジャンルに行ってもエレキ・ギターなら超一流の演奏出来るまでになっちまってんじゃなかろか。DREAM THEATER=ジョン・ペトルーシを完成させた素晴らしいアルバム。ここまでで(俺内で)1,2を争う出来。こりゃ本当凄い。

エルガー・ボックス Elgar Plays Elgar 150th Anniversary

エルガー・ボックス Elgar Plays Elgar 150th Anniversary

そんなDREAM THEATERというかこのアルバムを作り上げたジョン・ペトルーシさん、そんでDREAM THEATERの12thを気に入ってる人達に捧げたいのはエドワード・エルガーという音楽家。作曲家としては『威風堂々』なんかで有名にも程がある音楽家ですが、録音て事に打ち込んだ人でもありまして。まあまあのレア盤になってますがエルガー本人が演奏も録音も指揮をとったのを聞いて貰いたく。『チェロ協奏曲』の滑らかな音の流れなんてあんたもう。勿論、他の指揮者&楽団の物もいくらでも素晴らしい盤はありますが、自分の中の音世界を録音物に叩き込んだ先人の音と共に聞くDREAM THEATERの12thはまた格別に素晴らしく響きます。

後1作だ。今年中に終わりそうだ。きっと、多分、多分、きっと、きっと、多分。

DREAM THEATER + α 7

年末だ。さてさて年末だ。2016を締める前にやっておこうそうしようそうさせて下さいいいんですかありがとうございます!

で年末なんで前置きなんぞこんなもんでさっさと。DREAM THEATERとクラシック・ミュージックを繋げる素敵なアレだ。イヤッフイ!

ア・ドラマティック・ターン・オヴ・イヴェンツ

ア・ドラマティック・ターン・オヴ・イヴェンツ

よっ出しも出したり11枚目!で、前前作、前作でベタ褒めしたドラムのポートノイさん脱退しちまってます。あらら。世界一の手数を叩ける男で有名なマイク・マンジーニさん加入。色々あったんしょ。ポートノイさんもバンド側も色々言いたいことあったんしょ。で、ギターのペトルーシさん、キーボードのジョーダンさん、抜けたポートノイさんでの三頭体制からペトルーシさんの一頭体制になったんじゃなかろか。頭の1つだったジョーダンは右腕として、ペトルーシと共に残ったオリジナルメンバーであり弦楽器の相棒マイアングが左腕、確かな実力のボーカル&ドラムが両の足として歩み出した、そんなアルバムに聞こえました。随分とすっきりしました。物足りないと感じるメタル者もいたことでしょう。こっちの方が良いと思ったメタル者もいたことでしょう。4thのようなフュージョン・メタルとも言える軽快さがあります。右腕となったジョーダンが素晴らしい仕事してます。曲を彩る事に集中したら更にジョーダンの凄味が炙り出されてしまったような。曲自体はそんなに今までのDREAM THEATERから考えられる範囲でのものなんすが、かなり風通しは良い。一流の大工集団が設計も建築も全部手掛けた一軒家のような、そんな巧みなアルバムになってます。これはこれで新たなDREAM THEATERとして素晴らしき出だしだったんじゃなかろか。逆にポートノイ脱退の影響がでか過ぎたってのが分かる。それを新たなDREAM THEATERを作る材料にしてしまったペトルーシさんに脱帽。
ドビュッシー:ピアノ作品集

ドビュッシー:ピアノ作品集

そんなDREAM THEATERの11th、それを気に入ったメタル者、そしてペトルーシさんに捧げたいクラシック・ミュージック。ドビュッシーのベルガマスク組曲(ピアノ・ソナタ)を是非に。クラシックを体に染み込ませてくれる名曲喫茶にて教えて貰ったこの曲。ワルターギーゼキング、アレクシス・ワイセンベルクの2つを持っていてどちらとも素ん晴らしいのだが、ここは軽快さと重厚さを難なく両立させているワイセンベルクさんを紹介したく。水が滴るその瞬間の綺麗さをそのまま音にしたかのような始まりのベルガマスク組曲。最新のまるで目の前に本物があるかのような映像で見せてくれるのがギーゼキングさんの演奏ならワイセンベルクさんは映画の初期も初期の映像の中の水の滴りのようなそんな演奏。是非にDREAM THEATERの11thと共に聞いて貰いたい。

年内にどうにかいけそうだ。多分だが。きっとやるだろう。多分だが。多分やるだろう。きっと多分だが。とりあえずおやすみなさい。