水木さんとZAP MAMA

水木しげるさんが旅立たれたのでこの前の土曜に調布にゆらっと行ってきました。10年ぶりくらいかな。まあ鬼太郎ロードを2往復ぐらいしたくなりまして。んでその鬼太郎ロードの終わりら辺に中古レコード&CD屋さんがあり、まだあるのかと気になっていた。いやはやまだありましたよ。物の置き場が無いくらい物だらけ。大体がレコード&CDなんすけど。妖怪CD掘り人(西洋の怪談GRAVE DIGGERこと墓堀り人と掛けていると気付いてくれているでしょうか?お元気でしょうか?最近めっきり寒くなってきましたね。ご自愛下さい。)なんで掘ってきたんですが、あらこんな掘りがいのあるお店だったとは。2枚ほど買ってきましてその内の1枚がこれ。

Seven

Seven

ZAP MAMAを見つけると買ってしまうんだがそこまでこの人が好きかと言われると少し疑問。買って損したって思った事はないが好きだと胸を張って言えるのは1枚かなって具合。だが何故か買ってしまう。大体が安いってのもあるんだが。てな具合で何となく聞いたんだが。いやはや大好きだZAP MAMA!何で買っちゃうか全て分かっちゃったよ!この人の歌声と歌の抑揚が大好きなんだな。このアルバムにこれでもかって位歌声&抑揚の魅力が詰まってる。以前ZAP MAMAの違うアルバムについて書いた時に「ニューソウルとアフリカンの混ざり具合がピンポイントに自然と不自然の境界線上にあるような」って書いてたんだけどこのアルバムも正にそんな音を鳴らしてやがる。このアルバムに出会うためにZAP MAMA買い続けて来たのかなって思う。

あの世とこの世の境界線上をなに喰わぬ顔で歩いて画いてた水木さんや自然と不自然の境界線を涼しい顔で歌うZAP MAMAとまではいかなくとも、自分なりの境界線上を必死な顔で歩いて行けたらなと。

調布行くと良く寄ってたラーメン屋もいまだに人気なようだったし、やっぱ旨かったしで良い日でした。

でもやっぱり寂しいね。お疲れ様でした。