上半期

この前、イギリスに長期滞在する友人(一回り以上年下)の行ってらっさい会に行って、色々話したんだが中々良い話しが出来て嬉しかった。ラッパーでDJな友人がイギリスで何やるか楽しみだ。無事に入国出来てる事を祈る。入国出来なかったら沖縄に逃亡するって言ってたんで、なんくるないさーとか言ってない事を祈る。ついでに同居人と仲良くやる事も祈る。
んで、そん時に最近音源何買ってんのって聞いたら、CDが一番多いかも知れないって聞いておじさん嬉しかった。イギリスでもCD&レコード掘って来て欲しい。間違って沖縄に行ってたら八重山系の民謡掘って来て欲しい。何だったらイギリスで八重山系の民謡掘って来て欲しい。手前が自分で掘れって話しなんですが。

一回り以上年下の素敵なアイツがCD買ってたのが嬉しかったんで上半期BEST5を勝手に開催。

よしきた!5位!

Wilhelm Furtwangler: The Great EMI Recordings

Wilhelm Furtwangler: The Great EMI Recordings

これは心の奥底から震えた。ただ感動的な震えだけじゃなく恐ろしいもん聞いちまった震え。なんともかんとも『死』の香りが芳醇に漂ってまして。本当はBEST3に入れるべきなのだろうが、なんか入れたくない。年末でお馴染み第九の合唱なんて地獄の業火をそのまんま歌にしたみたいになってて、年末にあれは聞きたくない。いやでも20枚のDISKを一気聞きした5日間は忘れ難き日々となりました。

おっしゃっ!眠くなってきた朝6時に4位!

呉祖強:琵琶協奏曲/リスト:ピアノ協奏曲第1番他

呉祖強:琵琶協奏曲/リスト:ピアノ協奏曲第1番他

小澤さんサイコーっす。琵琶協奏曲とかやる征爾さんサイコーっす。他の曲も素晴らしいが、ここはやはり琵琶協奏曲を推したい。作曲者の事とか分からんがきっと凄い方なのだろう。ボストン交響楽団との緊張感も素晴らしく、色物って聞かれそうな曲を素晴らしい協奏曲として鳴らしてます。いや本当征爾サイコー。

立ち食い蕎麦食いに行こうか迷い始めた今!3位!

Mayhemystics

Mayhemystics

ジームはんのラップが最高。アジームサイコー。人の名前みたいになっちまった。期待の新鋭アジー・ムサイコー!とかありそうだな。何の新鋭なのか、誰に期待されてんだか分からんが。アジー&ムサイコーとかブラジルのデュオで居そう。そんなアジームのラップと生音のバックとが絶妙に混ざくり合ってて素晴らしい。ラップミュージックはやはり素晴らしいなと思い馳せましたとさ。

コロッケ蕎麦かちくわ天蕎麦か決める前に2位!

Oye Como Va

Oye Como Va

今のラテンジャズを教えてくれた素晴らしい一枚。音の抜けの良さだけでもこの世に産まれて来てありがとうって言いたくなるCD。君に出会えて良かった!君なしでは生きていけない!本当に産まれて来てありがとう!KLIMAXとコロッケ蕎麦!

コロッケ蕎麦旨かった!第1位!

エルガー・ボックス Elgar Plays Elgar 150th Anniversary

エルガー・ボックス Elgar Plays Elgar 150th Anniversary



これに出会えただけでクラッシックって魔壺に手を入れた甲斐があったってもんよ。アジー&ムサイコーも納得してくれるだろう。エルガーを聞く時の灯台となるようなBOX SET。それがクラッシックを聞く時、更には音楽聞く時の灯台となってしまった。明るく鳴りきれない、それでなお綺麗なメロディーの数々をエルガー本人の指揮とピアノで聞ける。録音ってのがこの世にあって良かったと心の奥底から思える。素晴らしいセット。アジー&ムサイコーにもエルガーに追い付け追い越せで頑張って貰いたい!そんなデュオ居ないけど。

今年上半期も色んな音楽が聞けて幸せでした。だがしかし!ここで満足する俺じゃない!下半期も聞く!色々聞く!聞くったら聞く!待ってろ音楽ども!そんな感じで買って聞いてきたいなと。

この世の全ての音楽とイギリス行った黒男とコロッケ蕎麦に感謝!