Sir EDWARD ELGAR と Sir SIMON RATTLE
困った事に最初に買ってしまったエルガーのCDがこれなんである。エルガー本人が指揮し、ピアノを弾いてるんだから良いんだ、最高なんだ。エルガーは録音ってのにかなり積極的な作曲者だったらしい。何か新しい楽器が生み出されたくらいの食らい付きよう。ま、エルガーに会ったことないんで本当かどうかは分からんが。BEATLESでお馴染みのアビーロードスタジオのこけら落とし演奏も録音もエルガーだったらしい(当時はアビーロードスタジオって名前じゃなかったらしいけど)。
作曲者本人の解釈で聞けるし、録音に乗り気だしで言うこと無しってすら言いたくないくらいに言うこと無し。こんなん最初に買ってしまったんで他のエルガーのCDはいらないんじゃないかと思ってた。若かったあの頃の俺。三十路だったあの頃の俺。半年くらい前だけど。だがしかし、案山子の足、考えたら絶対的な指針を手に入れてんだから、いくらでも聞き比べ出来んじゃねーのと気付き他の指揮者、演奏者のエルガー作品も買うように。流石にエルガー本人の指揮に迫るような物には出会えないが、聞き比べ自体は最高に楽しい物があり、クラッシックの醍醐味の片鱗くらいは感じられるように。更にはエルガー本人指揮の演奏に迫るCDに出会ってしまった。幸せ過ぎんぞ俺。
- アーティスト: E. Elgar
- 出版社/メーカー: Angel Records
- 発売日: 1994/11/01
- メディア: CD
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エルガーのエニグマ変奏曲と交響曲的習作フォールスタッフをサイモン・ラトルが指揮してます。マーラーの交響曲6番の第2楽章と第3楽章、順番逆にして演奏しちゃったりするラトル。どんな演奏なのかと聞いてみたら、真っ当に円やかな演奏。いやビックリ。旋律の綺麗さを存分に立たせた演奏。同じイギリス人で同じSirの称号持ち。なんか通じるとこあったんでしょうか。ってAmazon価格(中古の方)めっちゃ安いじゃん!買え!すぐさま買え!一家に1枚ラトルのエルガーだ!家のお婆ちゃんがYahoo!知恵袋に「ベートーベンのラトルのあの演奏だけは許さない…」って書き込んでたんでちょっと、って思ってるそこの君もラトルの写真にダーツ投げ込もうとしてるお婆ちゃんもとりあえずダーツ置こう。このCDは良いから!信じて!そんなお婆ちゃん居ないけど!とりあえずこのCDは中々めっけもんではなかろうか。
色々な聞き比べで世界が広がって行くのは病みつきになんね。ブラームスの交響曲1番の聞き比べもしたい。指針はシャルル・ミュンシュでよろしいでしょうか、お婆ちゃん。