MANIC EDEN

昔持ってたHR/HMのアルバムかなり買い直して聞いてました。新たな発見なんかもあったりして十分に楽しく聞けました。でもね、やっぱり今まで聞いたことないアルバム聞いた時の、そんでそれが当たりだった時の、身震いするような感覚にはやっぱり届かなかった。でもだ、1枚だけ初めて聞いたかのような気分にしてくれたアルバムがありまして。決して俺の頭が悪すぎて覚えてなかっただけとは違う!多分違う!きっと違う!聞いた事もないのに聞いた気になってるだけとも違う!多分違う!きっと違う!違っててくれ!

まー自分の頭は確かに信用出来んが、聞いた事無かったら話が進まんのであるって事でお願いします。



マニック・エデン

マニック・エデン

エイドリアン・ヴァンデンバーグとルディ・サーゾとトミー・アルドリッチが組んだバンドにVoとしてロン・ヤング迎え入れたバンドの唯一のアルバム。

いやシンプル&オーソドックスなHRなんだけんども、音と音の隙間みたいなのがレアグルーヴのソウルやジャズなんかと遜色無いんではなかろうか。レアグルーヴのDJがこのアルバムの1曲目とかかけてても不思議じゃない。ギターなんかジミヘンのパクリギリギリの影響出まくってっけど、楽器それぞれの距離感が素ん晴らしい。名うてのプレイヤーの凄みがバシバシ伝わってくるアルバム。もう1枚作ってくんねーかな、この面子で。

久しぶりに聞いてみたら、初めて聞いたみたいに瑞々しく音が鳴るってのは中々出来ない体験なんで懐古主義もたまには良いもんだ。