DJ SPOOKY

日曜は雨だったので部屋でだらだらしていたらアパートのどっかから猫の鳴き声が聞こえてきたんで、あーどっかでこっそり飼い始めたんかなと。段々と猫の鳴き声が近付いて来るんで部屋のドア開けたら野良猫が部屋のまん前に居ました。目が合ってしまったもんで1杪かからずに恋に落ちてしまいましたよ。まー直ぐに逃げてきましたけど。「食われる!」って顔して逃げてきましたけど。

ベランダに鴨がいたり鳩が5匹ほど羽休めしてたり、集合ポストの下でどっかの飼い犬が昼寝してたり、ムツゴロウさんが住んでんじゃねーのってレベルで動物に愛されてるアパートでだらだらしてました。

だらだら以外で何かしてなかったのかと問われれば、いやそれだけではない!と答えましょう。いつものようにヘッドホンをかけ、しかしそのヘッドホンは何処にも繋がっておらず、わー空気の音が聞こえるーって叫びながら涎垂らしてエアー南京玉すだれをする訳もなくヘッドホンも無事ヘッドホンステレオに繋がっており、DJ SPOOKYのOPTOMETRY聞いてました。

DJ SPOOKYの名を冠したジャズアルバム。SPOOKYの楽器はLAP TOPにTURNTABLEにUPLIGHT BASSにKALIMBAときたもんだ。
後はPIANO、TENOR SAX、BASS、DRUMSがメンバーでゲストも何人か。PIANOのMATTHEW SHIPPさんが素晴らしい。名うてな方なのだろうか。

ストイックなフューチャーミュージックな音がこれでもかこれでもかとジャズの衣を借りて降り注いで来る。10年以上も前の音なのか、すげーな。後10年は今年出たアルバムって嘘言っても通用しそうだ。逆にこれが古くさいと感じたら、ポピュラー音楽が次の階段登り始めたって証拠になるんではなかろうか。そんくらいとんでもない音楽遺産なアルバム。

Optometry

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