METHODMAN&REDMAN

只今朝の4時過ぎ。こんな時間にMETHODMAN､REDMAN聞いてっとなんとも猥雑な気分にさせられる。近くの公園で麻薬の取引が拗れて拳銃でもぶっ放してんじゃなかろうかなんて。実際には爺さん婆さんの早朝散歩姿がちらほら見えるだけだろうけど。

いやしかし、胸に下げたレディオを中々の音量でぶっ放しながら散歩してる爺さんは何なんだろうか。やはり肩にラジカセ背負ってたブラックメンへのリスペクトなのだろうか。やはり早朝の公園はブラックメンの血脈がここ日本でも張り巡らされてんだろうか。壊れかけの爺さんのレディオから目が放せませんな。遠ざかるー故郷の空ー、ていうかー意識がー遠ざかるー。熱中症に気を付けてね!お爺さんにお婆さん!

でだ、ブラックメン中のブラックメンMETHODMANとREDMANが一緒にやったアルバムだ。そら音は極悪ですよ。ボクシングのステップ踏むように韻を踏んでくるもんだで、常に臨戦態勢な圧力で迫ってきやがる。万人にお薦めできないが、こんなにも自然に悪い空気出しまくってるアルバムも珍しいんではなかろうか。いやいや15年足った今でも悪さは色褪せないやね。

Blackout