CLASSIC PREMIUM 1〜10

CLASSIC PREMIUMなるシリーズものの、所謂CD付きの本が隔週で出ております。まー誰でも一度は聞いた事あるような曲を、名指揮者又は名演奏家が奏でるお得でお徳なシリーズでやんす。正直、回を追う毎に本屋の入荷冊数が減ってるのが気掛かりですが、最後まで出ることを祈ってます。

このシリーズももうpart12まで出てるんだがだが、飽きっぽい自分がなんとか追っかけられてんのは、やはり奏でられている音がとてつもなく素ん晴らしいからだと思う。なのでとりあえずpart12まで追っかけた記念として、part10までのBEST3を誰からも望まれていないのに挙げてみようと、思い立ちガラケーを打ってます。ピスタチオパリパリ剥いてポリポリ食べながら書いてます。うん、どうでもいいね!

じゃあ3位!

チャイコフスキー

バレエ音楽白鳥の湖》作品20より
バレエ音楽《眠れる森の美女》作品66より
アンドレ・プレヴィン指揮
ロンドン交響楽団

バレエ音楽くるみ割り人形》作品71より
サイモン・ラトル指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

ポニョ、チャイコフ好きーのセリフでもおなじみのチャイコフスキーさんだが、もうお馴染み過ぎてご先祖様に顔向け出来ないって程にお馴染みの3作品。いや元々チャイコフには憎からぬ想いは持っていたんですが、この演奏はエセにもなれない自分でもとろけるほどに聞くほどに素晴らしかった。これを幼少期に聞いていたら今頃はバレエカンパニーの一つや二つ立ち上げていたことでしょう。はい、調子のってすんません。

よし来た!2位!

ドヴォルザーク

交響曲 第9番 作品95 《新世界より
イシュトヴァン・ケルテス指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

弦楽のためのセレナーデ ホ短調 作品22
ラファエル・クーベリック指揮
イギリス室内管弦楽団

スメタナ
ラファエル・クーベリック指揮
ボストン交響楽団

いやとにかく《新世界より》が素晴らしかった。第4楽章までの流れがこげに素晴らしい作品だったとは不勉強にも程があるってもんだ。この素晴らしき流れを奏でてくれたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の皆さんに飴玉でも配りたい気分だ。指揮者のイシュトヴァン・ケルテスには3個あげても構わない。全員に飴玉投げ返されそうだが。
スメタナも素晴らしかった。

待ってました!1位!

モーツァルト

セレナーデ 第13番 ト短調 K.525《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467

マリア・ジョアン・ピリス ピアノ
クラウディオ・アバド指揮
ヨーロッパ室内管弦楽団

ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595
フリードリヒ・グルダ ピアノ
クラウディオ・アバド指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

自分とはアオヤンカラヤンの仲でもあるカラヤンの凄味をまざまざとぶつけられてしまいました。更にアバドの凄味もまざまざとぶつけられてしまいました。
アホみたいにぶつけられました。節分の鬼だったら軽く100回は死んでるレベルのぶつけられっぷり。100回死んでも100回生き返る素晴らしさでした。

他にもヘンデルの《水上の音楽》(水の音がずっとなってんのが素ん晴らしい)やらベートーベンやら何物にも変えがたい音を堪能させてくれるシリーズ。頑張って追っかけるんで是非もんで最後まで出して頂きたい!