FREHEL

雨の日は音聞くと決めてる訳ではないが聞く。今日は雨降ってるんでヘッドホンがお友だち。決してヘッドホンに話しかけたりしてる訳ではございあせん。なあ?ヘッドホン。ヘッドホンも、うんて言ってます。で聞いてるのが1900年前後にご活躍なされたFREHELさん。酒と男に振り回され、19歳で自殺未遂、ブランクを経て1930年前に奇跡の復活。そこら辺りの音源どす。音はっちゅーと、いわゆるシャンソンどす。オペラの影響色濃い頃のシャンソン。いやいやルネサンス辺りに出来たシャンソンがあったからこそオペラが出来たんだから影響とかおかしっしょ。なんて事言う方もおられましょうよ。そこはほら旦那、渋谷系FISHMANSが入れられてる昨今でございやす。時代が進めばうやむやになる事も増えてくるってなもんで。積極的になぁなぁで済ませましょうや。んでんで、なぁなぁで済まない歌声なのがFREHEL。瑞々しさと枯れた雰囲気が同居した歌声。緑色の部分が残ってるのに散ってしまった枯れ葉のような音楽。切なさと刹那さが耳にふっと降って来る。いやよくこんな録音てのがまだ拙い頃の物をCD化してくれました。シャンソンてのはフランスの民族音楽だってのを教えてくれるアルバム。

Frehel: Le Meilleur De

Frehel: Le Meilleur De