LOGGINS & MESSINA

ロギンス&メッシーナですよ。1972年発表の2ndです。1972年のAORみたいな趣です。ロギンス担当のケニーロギンスさんは80年代にフットルースやらデンジャーゾーンなんぞでシティ派な歌手として大ブレイクしてますが、それ以前にはちょっと野暮ったい音楽やっていたんですよ。目茶苦茶素敵な曲ばかりなんですが。なんか野暮ったいんですよ。可愛いのになんか野暮ったい、今は亡きヘキサゴンのレギュラータレントのようなもんでしょうか。ロギンス&メッシーナって名前もスザンヌ&ユッキーナに見えてくるから不思議なもんです。世の中は不思議な事ばかり。何が起こるか分からない、まさに「こんな事で引退しなきゃならないんですよ!」って騒ぎたくもなりますよ。野暮ったいけども良い曲ばかりなんで、野暮ったさも程よいスパイスになってふんわり聞き通せてしまえるアルバム。こんなケニーロギンスも素敵やん。

Loggins & Messina

Loggins & Messina