BRUSHY ONE STRING

ボクサーのような鋭い眼差しのレゲエシンガー。下にのせたジャケットをみて貰えば分かるようにかなりタフな印象。きっとヒップホップ界隈で揉まれつつ歌声を磨いてきたレゲエシンガーに違いあるまい。そう思いCDの再生ボタンを押しました。うん、何だろう、とてつもなく80'sのフレーバーが漂ってます。レ、レゲエシンガーだよね。なにこのウルトラヴォックスみたいな雰囲気。いや歌は間違いなくレゲエなんすけど。顔も体もいかつい、頭にはタオルを巻いてる、そんな店主が一人で営業してるラーメン屋に入って出されたラーメン食べたらお吸い物かってくらい上品なスープだった、みたいな。聞いたらご主人そこそこ有名な日本料理の店の煮方まで務めた、みたいな。あの娘のスカートの中覗いて、みたいな。ウルトラヴォックスみたいな雰囲気なのも当たり前。ウルトラヴォックスの人がプロデュースしてたよ。このアルバムさ1996年に出てるんだけど、3、4年前の80'sリバイバル真っ盛りの中出されたらもっと話題になったんじゃないかな。んー何か不思議な魅力持ったレゲエアルバム。綺麗なグルーヴなアルバム。

ドゥ・ユー・リアリー・ラヴ・ミー

ドゥ・ユー・リアリー・ラヴ・ミー