SLEEPY JOHN ESTES

主に1930年代に活躍したブルースマン。ブルースが下火になって姿眩ました人。1960年代にブルース再評価でブルースの研究が進められて、また表舞台に引っ張り出されたエステス。んで出したアルバムがこれ。でね、wikiエステスの事調べたらね、音楽に興味を持ち始めたエステス少年は空き缶などでギターを作りって書いてたんすけど。空き缶でギター作れんの!何かさ1920年代から1940年代までのアメリカって何でもありな。スゲーよあの国。んでね憂鬱を歌ったのがブルースなんだけど、このアルバムは底抜けに明るい雰囲気に満ち満ちてる。曲調とかが底抜けに明るいわけではないんだけどね。このアルバム作った時、エステスは全盲だったらしいけど、スゲー明るい。余計なもんばっか目にしてっから落ち込むんだよ馬鹿のくせに、って叱られてる気分になって安心してグシャグシャに泣きたくなるアルバム。泣きのボーカルって言われてる人なんだけど切ない気分なんかぶっ飛ばしくれんのに泣きたくなる。この人しか出来ないよ多分。スゲー大好きなアルバム。

スリーピー・ジョン・エスティスの伝説

スリーピー・ジョン・エスティスの伝説