kamasi Washington と Brandon Coleman

「これは凄いわ!」って書く?「これは凄いは!」って書く?わ?は?

「は」が正解なんでしょうが「わ」と書きたくなってしまうんだな、何故か。個人的な事なんだが何故にこんな事に拘ってんのか分からん。いっそくっつけちまうか。

「これは凄いわは!」

凄すぎて笑いが漏れてしまったみたいでいいな。

「これは凄いわははははははは!」

凄すぎて笑いが止まらなくなってしまった感が素晴らしい。確実に危ない人ですが。

「これは凄いわははははははははははははははははははははは!」

そんなミュージシャンに出会ってしまいました。目出度く危ない人になりました。

その名もカマシ・ワシントン。テナーサックス奏者&コンポーザー。

SELF TAUGHT [帯解説・ボーナストラック1曲収録/ 日本独自企画 / 国内盤] (BRC492)

SELF TAUGHT [帯解説・ボーナストラック1曲収録/ 日本独自企画 / 国内盤] (BRC492)

はい、カマシ・ワシントンじゃないですね。いや5曲、カマシがテナーかましてますけど。なんとなくこれを買ってみたら、最高のR&B POPSでさ。LAジャズとか呼ばれてる一派の人だと知りまして。スウィンギン・ブギーて言いたくなるような小粋な楽曲をLAジャズの面々が楽しげに演奏してまして。限定のCD-Rだったのを去年CDに。かなりお気に入りのアルバムとなりました。

でだ!LAジャズの最重要人物だと皆が言うカマシ・ワシントンに興味がグイグイっと持っていかれるのは時間の問題。なんつっても名前がかっこよいしさ。

EPIC

EPIC

買ったよこれを。3枚組のLAジャズ曼陀羅。凄かった。とりあえずはカマシのテナーがさ咆哮をあげる訳だ、それが原始の部分に直接突き刺さってくる。こんなんゴジラの鳴き声聞いた時以来だぞ。で他の楽器群も素晴らしい、ウッド&エレキベースにドラム、ピアノにキーボード&オルガン(先に載せたブランドン・コールマンが全曲弾いてます)、バイオリンにチェロにパーカッション、勿論、ペットにトロンボーン、そして合唱。かなり合唱が入ってきます。お前はマーラーかって言いたくなります。1000人の交響曲作りそう、その内。
曲もジャズの中心から大きく逸脱していないにも関わらず、いつの間にか音楽そのものの中心に着地してるような。合間合間に箸休めな女性の歌ものが入ってくるのも心憎い。

いや本当にこれはとんでもない。LAジャズ追いかけましょう。わははははははは笑いながら追いかけましょう。そんな気分にさせてくれる奴等ばかりでしょう。きっと。