PROFESSOR LONGHAIR
1950年前後に活躍してたブルースのピアニスト&ボーカリストのアトランティックレコードで録音された音源を網羅したアルバム。アトランティックレコードからセッションを録音したレコードがリリースされた物の殆ど売れず。1970年辺りに再発見されて、ようやくその技術と独創性に見合う評価を得た人。1980年に亡くなっちまった。晩年は喝采を浴びてたんで良かったのかな。タモリ倶楽部の空耳アワーでネタにされてたんだけど、ネタなんかどうでも良くなっちまうくらい、いかしたピアノが流れて来た。んでそれがPROFESSORだった。中古屋で見つけて即購入。しゃがれた明るくなりきれない歌にラテンのリズムを下敷きにした跳ねるピアノが鳴り響く。ミクスチャーなんて言葉が馬鹿らしくなる。好きなように歌って好きなように弾いただけ。それが唯一無二。名前が最高だよ。日本語にしたら長髪教授。3年B組には長髪の先生がいたけど、アメリカにゃ長髪の教授がいらっしゃった。敵わんわ。写真で見る限り髪の毛短いけどな。その後のファンクミュージックの雛形とも言えるような音楽。今もこうしてCDで聞けるのがありがたい。夕方の川べりで聞きたくなるアルバム。
New Orleans Piano: Blues Originals 2
- アーティスト: Professor Longhair
- 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
- 発売日: 1989/03/07
- メディア: CD
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