COLLEGE BOYZ

売れたかったんだろう。ビッグマネー掴みたかったんだろう。そんな意気込みが伝わってくるってもんよ。20年前の売れ線ヒップホップ。しかし残念ながら全く売れなかったみたいです。そんなCOLLEGE BOYZの1stでござい。パーティーならお任せと言わんばかりのトラックから、俺だって憂う日もあんだぜってな切ないトラックまで。個性的なサウンドはほぼ無し。んでもね、売れてー、スターになりてーって野心の瑞々しさっての、それが20年経っても全く色褪せずにこのアルバムに脈打ってる。今の日本でのアイドルブームと韓流ブームと電通を支えてる野心による瑞々しさ。電通辺りは瑞々しさ全く無くなってるけど。野心が音楽を磨く時もあるってのを思い出させてくれるアルバム。

Radio Fusion Radio

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